私は数年ほど前にストレスから、うつや対人緊張症になりました。
薬を飲み続け、仕事も家事もこなしていましたが、子どもをもちたいと決意し、大好きだった仕事を辞めました。酷使
した体はぼろぼろで、疲労、冷え、低血圧などなど自分の体ではないようでした。食生活は甘いもの、果物、パン大好
き、水をがぶがぶ飲み、ご飯は避けおかず食い、夜は抜くことも度々でした。結婚してからは夫のために肉の煮込み料
理や生クリーム、チーズを使った料理をせっせと作り、デザートも欠かしませんでした。病気はなかなか良くならず、
いつも人と比べては落ち込んでいました。そんな中、先生の本に出会いました。どうしても教室に通いたい!!と強く
思い、そして半年通い続けられたのは本当に不思議、自分の力だけではない、先生を初め、夫、受講生の方々との出会
いがあったからだと思います。
以下は半年間の記録です。
10月―教室開始。
久しぶりに通勤ラッシュに合い、へとへとになって先生のお宅にたどり着く。
「皆さんに畳みの目ほどでも良くなって頂きたいの」心うたれる。その晩から玄米を食べ始める。
講座で習ったけんちん汁がおいしく、しばらくの間はこればかり食べ続ける。初めて二日すると、口臭がはじまった。
便はやわらかく量も今まで通り。
11月―朝ご飯は梅醤番茶のみにするが、お腹がすいて昼ご飯をたくさん食べてしまう。
(ご飯二膳、けんちん汁二杯、ひじきれんこん)お腹がすいたらとにかくご飯を食べるとうにする。
大好きだった果物、お菓子を二ヶ月食べていない。自分でもびっくり。教室に通うのに少しずつ慣れてくる。
でも、帰りはへとへと。便はやわらかいまま。心配になって先生に一週間の食事日記と便の記録をもって相談にのって
もらう。食事も今のまま、心配ないとのこと。
12月―食欲増進。
朝は我慢しても、昼と夜はご飯を二膳以上は食べないと満足感がない。お腹が苦しい。
どうしてこんなに食欲が?と思っていたところ、ちょうどブログに同じような質問をしていた方がいて安心する。内臓
が元気になってきたのだ!そう言えば、最近あまり疲れを感じなくなった。以前は買い物に行って帰って来ただけで休
んでいた。夫は嬉しそう。口臭がなくなる。変わりにおならが出始める。私のあだなは「臭いちゃん」クリスマスやお
正月で食生活が乱れる。ケーキがあまりおいしいと思わない自分に驚く。お店で見るときれい、食べたいとは思うが、
「冷えそう」と思う。教室で習ったクレープのほうがずっとおいしい。
1月―元気にお正月を迎えられ嬉しい。食はもちろんのこと、教室での先生の話にうなずくこと多々あります。
キッチンに花を飾るようになった。先生のマネ。少しの花があるだけでキッチンが明るくなったような、気持ちがする
。食欲変わらず。よく噛むようにする。便がだんだん固くなってきた。お小水の回数が減る。夫は12月に鼻の手術を
受け、その後も通院をしていたが回復が良いと医者に言われる。
彼は食にあまりこだわらないので、術後私は玄米食にしてしまったのです。おかずはときどき肉も入れながら、
コロッケや車麩、大豆たんぱくを出すようにしたところ、おいしいと言うようになりました。特に、梅醤番茶は、
梅干しが大嫌いな夫が、風邪をひきそうになったり調子が悪かったりすると作って!というぐらい効きます。
2月―食欲がおさまってくる。料理のレパートリーも増え、毎日キッチンに立つのが楽しい。
朝は時々玄米クリームを作って食べるようになった。便は普通の柔らかくもなく固くもなく、バナナ大のものが毎日出
るようになり嬉しかったです。お小水の色も薄い番茶色になり、以前は毎日7−8回トイレに行っていたのが5回くら
いになりました。この頃から、体がなんとなくだるい、眠いという好転反応が出てくる。先生の本を何回か読み、自分
を励ます。夫はおならが出るようになり、大好きなチョコレートやビールを飲んだ後は必ず、咳がでます。
予定より一ヶ月早く、通院終了。
三月―体がだるい、眠いがなくなる。
夕食に食べすぎをしなければ朝はすっきり起きられるようになる。
朝は梅醤番茶、又は玄米クリーム、昼はご飯に味噌汁、三種の神器(ひじきれんこん、きんぴらごぼう、しぐれ味噌、
夜は昼のものに加え、一品か二品追加。間食はたんぽぽコーヒー、おにぎり、餅、市販の玄米せんべい、クッキー(マ
クロの)になった。夫は、一月から玄米菜食になったが、最近よく肉を食べたがるようになった。これは反省点です。
やはり先生のおっしゃる様に「まずは自分がしあわせになりなさい」ということ。
強制してはいけない。やっと気がついた私は、お肉も自分のものと分けて出すようにしました。
楽しく食卓を囲むのがいちばんなのですね。
改善されたこと
1.
肌がきれいになった
2.
きちんとご飯中心にしている限り、便秘がなくなった
3.
生理痛が月を追うごとに良くなっていき、今は痛み止めがいらなくなった
(半年前は、初日は寝込むほど痛く痛み止めを手放せなかった)
4.
ご飯がおいしいと思う
5.
甘いもの、パン、果物(りんごは時々)は食べなくなった!
6.
豆、味噌、麩、乾物をよく食べる
7.
いまに感謝、周りの人にありがとうと思えるようになった
8.
心が軽くなった。落ち込んでも立ち直りが早くなった。「〜よりまし」は名言です!
9.
ゴミが減った。ものを大事にするようになった
10.
自分を褒められるようになった
良くなったことはまだまだあります。病気にならなければ気づかなかったことがたくさんありました。
自分の体と心にごめんなさい。いま気づけて良かった。これは恭子先生のおかげです。
常に気をつかって見てくださった先生に心からお礼申し上げます。
これからの日々は、生かされていることに感謝し、毎日を楽しく、病気を治す自分ではなく、「病気がなおる自分」に、
おおきなものに身を任せながら、時には勇気をだし、進んでいきたいと思います。
以上
恭子から一言
具体的なとても良いレポートです。
これを読んだ方のお役に立ち、参考になり、仕合せになるレポートです。
最初、教室にいらした時は、「対人恐怖症で人の目がみられないのです…」
と、私の目をまっすぐに見て、おっしゃいました。
とてもきれいな目でした。私は、「みているじゃないの〜」と微笑みました。
なによりも、自分を褒められるようになり、明るくどんどん表情豊かな笑顔が出てきました。
私が伝えたい事…
1、「〜よりまし」で、落ち込んでも立ち直りが早くなる
2、今に満足、周りに感謝
3、ゴミが減り、物を大切に
などなどを、しっかり受け止めてくれました。
|